伝えたいことがうまく相手に伝わらない。どうすればうまく伝わるだろうか?
そんな方に向けて。
結論、「ひらがな」と「思いやり」を意識することです。
簡潔に解説します。
「ひらがな」を意識すること
「小学生や中学生にもわかるような表現で伝える」ことが大切とよく言われますが、その通りです。
子供たちが理解しやすいように伝えるならば、ひらがなをたくさん用いた表現で伝えたほうが確実に伝わります。
例えば、
- 食品廃棄物→食べられるのに捨てられる食べ物
- 特別養護老人ホーム→病気などで今までのように家で生活することができなくなったお年寄りの方が生活する場所
- 借金→お金を借りる
のようなかんじでしょうか。
食品廃棄物が何なのかを分かっていない人に対して「食品廃棄物が~」と伝えることで、理解に数秒かかってしまいます。
そのわずか数秒が積み重なることで、聞き手の頭と心は話に追いつけなくなり、その結果言いたいことが伝わらないことになります。
ひらがなを多く交えた言葉で話すと頭が悪く見られそうと思う方がいるかもしれませんが、そう思うのは自分をよく見せたいという保身からくるものです。
逆に、たいして意味を理解していないのに専門用語をよく使う姿のほうが頭が悪く見られるのではないでしょうか?
様々な専門用語が存在しますが、それを相手に伝わる言葉に分解し説明する姿のほうが、よっぽど優秀だと個人的には思います。
相手を思いやる
うまく伝わるようにするには、相手を思いやることも重要となります。
授業や講演会などを思い出してみてください。
とても理解しやすく話をずっと聞いていられるときと、全く興味がおきずただただ眠いときがあったのではないでしょうか。
なぜかを振り返ったとき、ずっと話を聞いてられたのは聞き手を思いやる伝え方だったからだと感じます。
上段の「ひらがな」のところでも述べましたが、一方的に難しい言葉で言われても理解に追いつかず、途中で聞くことを諦めてしまいます。
逆に、例え話も交えながらわかりやすい言葉を使ってくれるほうが、楽しさや面白さを感じながら話を聞くことができますよね。
教科書や資料に書いてある言葉をツラツラ言うのではなく、わかりやすい言葉にかみ砕いたり例え話を考える工夫をしていきましょう。
まとめ
相手にうまく伝わるやり方として、「ひらがな」と「思いやり」が大切となります。
当たり前なことだと思う方も多いと思いますが、自分も含めできていない方が多いと思います。
うまく伝わらないと聞き手はもちろん、話し手もストレスを感じていまいますよね。
ぜひ、「ひらがな」と「思いやり」を意識して、相手に伝えるようにしていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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